エンゲージメント・ファーストは、共通価値の創造を基本に、Shared Value Agency® として、マルチステークホルダーとの共創により、マーケティング革新を起こし、社会課題の解決とビジネス目標の達成の実現をミッションとして掲げてきました。
そして、この度、こうした取組みを積極的に行う Social Good Company の皆さまにインタビューを実施し、それら内容を冊子として取りまとめました。

Social Good Companyの定義より
目次

今回の記事は、Social Good Company VOL.1 インタビュー後記 最終回。
今回は、ネスレ日本、シチズン時計×プランジャパンインターナショナル、クレディセゾン神奈川支社の3記事の紹介をさせて頂きます。

昨年度から本格的にSocial Goodな企業の方々を対象に、インタビューを実施していますが、インタビュー終了後の編集作業は地味で手間と時間が掛かる作業工程となります。しかしこれまで続けてこられたのは、インタビューを終えていつも感じるのが、皆さまの取り組み内容を伺って、清々しい気分になれること。そして、Webや冊子として情報発信した際に、インタビューをして皆さまに喜んでもらえること、こうした事が継続に原動力に繋がっています。
そして、お忙しい中、貴重なお時間を割いてインタビューにご協力頂きました皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

<ネスレ日本>
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言わずと知れたCSVの元祖でありグローバル企業のネスレ。
インタビューにご協力頂いた冨田様は、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン CSV分科会やサステナブル・ブランド・ジャパンのフォーラムでご一緒させて頂いたご縁により、インタビューの依頼をさせて頂きました。
テレビCMでもお馴染みのネスカフェ・アンバサダーは、社内の事業アイデアを競うコンテストから生まれ、事業の柱として成長していること、そして、CSVに対するトップマネジメントのコミットメントが、社員一人一人にまで、深く浸透できていることを改めて実感しました。
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インタビューコメント ピックアップ


「スイスの中で小さな企業として生まれ、企業として成長していくため、海外に進出してきました。その中で、いかにその地域の社会問題を解決していくことが重要であり、それをやらない限りはその地域でのビジネスは成功することは出来ないということを経験的に学んでいました」

「様々な社会問題を解決する取り組みを行い、それを進めることによって地域の信頼を得ながらビジネスを拡大してきたということが、振り返ってみると共通価値の創造というコンセプトに繋がっているということです」

「共通価値の創造は、短期的に経済的価値を作るという観点ではなく、取り組みを継続することにより、長期的にビジネスに繋がり、経済的価値が生まれるという視点を持ち続けることです。そして、それを続けて行かないと、社会から見放される時代であることを理解しなければいけません。だからこそ、トップマネジメントのコミットメントが重要なんです」


<シチズン時計 × プラン・インターナショナル>
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日本を代表する精密機器メーカーのシチズン時計と国際NGO プラン・インターナショナルは、両者で進めるコーズ・マーケティングの取り組みや、システム時計が独自で進める、時計業界初と言えるエシカル・ウオッチの開発のきっかけ等を中心に、インタビューにご協力頂きました。
二者の取り組みは、民間企業だけでは出来ないことを社会課題の現場を知るNGOとの協働により、実現しているまさに国内のSocial Goodな好事例であると言えます。

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インタビューコメント ピックアップ

「エシカル商品の店頭での販売員まで伝え理解して頂くとなると、もう少し時間も掛かるかもしれません。そうした意識に対する日本全体の社会の底上げがまだ出来ていませんので、すぐに売上に繋がらなくても、将来は会社に貢献するということを、会社の共通理解として捉えられれば良いかと思っています」

「エシカルだけを訴求するのではなく、商品そのものの良さや価値も伝えていきたいと思います。根底に、私たちはこうしたことを伝えるブランドなんだというものを持ったときに、それはブランドの個性に変わる、そして、他社との圧倒的な差別に繋がると思います。成果への貢献が、エシカルなのか、デザインなのか、広告表現なのか分かりませんが、ブランドの個性になっていることは明らかです」

「企業さんとの連携には様々な可能性がありますが、その一つとして、SDGsは、企業とNGOとが一緒に取り組む良い機会になると思っています。NGOだけでは実現できないことでも、企業と連携することでできる様になる、今は、SDGsの達成に貢献するという、絶好の機会が来ていると思っています」


<クレディセゾン 神奈川支社>
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2,500万人ものカードホルダーを保有し、永久不滅ポイントで有名なクレディセゾン、今回は地域の課題解決のために、社員自らが積極的に活動を行う、神奈川支社の取り組みを紹介させて頂きました。
損得勘定無しに、神奈川県内の社会課題に向き合い、カード会社である前に、一人の社会人、そして神奈川県に住む生活者として出来ることを突き詰めたことが、結果的にビジネス成果にも繋がっているユニークな事例です。
支社マネジメント層のリーダーシップや職場の理解やサポートがあったからこそ創出された事例と言えます。
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インタビューコメント ピックアップ


「地域の方々と一緒に進めていく中で、弊社が地域で必要不可欠な存在になりたいと考えています。カード会社としてだけでなく、クレディセゾンとして様々な形で地域に貢献していきたいと思います」

「他支社から、自治体とどの様なきっかけで連携できているか等の問い合わせも増え、他支社でも地方創生の具体的な取組みが始まっています」

「地域にいかに寄り添えるのかが大事であることは忘れない様にしたいと思います。また、一人ひとりでは小さいことしか出来ないと思いますので、周囲を巻き込んで、社内のメンバーに共感してもらえることが重要だと考えていますので、これからも挑戦していきたいと思います」